全国大学ラグビー準決勝

全国大学ラグビー選手権の準決勝がTVで放送されてた。

今回もベスト4はすべて関東の大学で占められており、「東高西低」状態は相変わらずみたいだ。ラグビーを全国的に盛り上げるためにも関西勢の奮起に期待したいところだが・・。

それはさておき、
第1試合はリーグ戦王者の東海大と対抗戦2位の慶応大との試合だった。
前半、東海が攻め続けて慶応が必死に耐える展開がほとんどだが、東海が攻めきれないのか慶応の守りが厳しいのか点の入らない状態が続いた。それでも東海が何とか2トライを挙げて12点差でリードして折り返した。
後半は慶応が反撃してFWの奮闘で5点差まで詰め寄ったものの、ポイントゲッターを封じられたのが響いたのか、結局追いつけずに東海が振り切った。慶応はパワー勝負で体重の勝る東海相手に負けなかったどころか押してたぐらいだっただけに惜しまれる試合だったと思う。

第2試合は対抗戦4位の帝京大と対抗戦5位の明治大との試合だった。
対抗戦では帝京大のワンサイドだったけど、あれから帝京は3連覇を狙った早稲田を、明治は関西で無敗を誇った関西学院を倒して、どちらも勢いに乗っての対戦だ。
立ち上がり、明治がいきなりトライを決めて盛り上がったものの、帝京は外人を含めたFW陣を中心としたパワー勝負で押してきた。明治も必死に守るが、自陣での反則が多く、それが失点につながってしまったのが痛かった。
後半、明治は修正するどころかミスが多くなり、帝京との点差が開く一方だった。それでも終了間際に意地のトライを決めてみせたのは、メンバーがほとんど残る来季につながるものではないだろうか。現時点でのプレーにおける精度と完成度の差が勝敗に出てしまった感じだ。

これで決勝は東海vs帝京の最近台頭してきたチーム同士の対戦になった。
どちらも外人を含めたパワー型のチームではあるが、高いディフェンス力に加え、関東学院・早稲田・明治といった強豪を続けて倒してきた帝京の方が勢い的に有利と見ている。それに初の決勝進出である東海に対して帝京は去年も決勝で戦ってるしね。さて、結果はどうなることやら・・。

これから高校、社会人を含め国内のラグビーシーズンは大詰めを迎える。レベルの高い熱戦を期待したいね。




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